ラ・サール学園の設立
本学園はラ・サール高等学校とラ・サール中学校とから成り立っています。高等学校は昭和25年に、中学校は同31年にカトリックの教育修道会ラ・サール会(カトリック ラ・サール修道会)によって現在地鹿児島市小松原に設立されました。
本学園の名称は聖ジャン・バティスト・ド・ラ・サール師に由来します。師は1651年、フランスに生れた人です。学校教育による社会の改革を志し、家財や栄職を捨てて、その生涯を青少年の教育に捧げ、教育のいろいろな面で貴重な仕事を残しました。ラ・サール師の遺志を継ぎ、師にならって天職として教育に従事する人々の集まりがラ・サール会であります。
現在ではこの会によって世界80か国にわたり、1,000余の各種の学校が経営され、修道士の総数は4,000人をこえています。日本では本学園のほかに函館ラ・サール高等学校(昭和35年設立)、函館ラ・サール中学校(平成11年設立)があります。
ラ・サール学園の現況
理事長 : 野田 健太郎
校長 : ドミンゴ・ビヤミル
中学校 (男子のみ) | 高等学校 全日制普通課程(男子のみ) |
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学級数 | 12 | 16 |
定員 | 480名 | 720名 |
教育方針
本校は教育基本法に基づき、カトリックの教育修道会ラ・サール会によって、創設され維持されています。
ラ・サール学園の校章紹介
ラ・サールの校章は、四方に輝き渡っている太陽とその光とを表わし、それにラ・サール学園、ならびに高等学校は「高」、中学校は「中」の文字が配してある。
これは太陽があまねく宇宙を照らし、万物に熱と光とを与えているごとく、生徒は知識を広め、行いを高め良い感化を他人に与えなければならないという意味を持つものである。